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ガンバレ消防音楽隊! 第134話
 
 
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みなさん、こんにちは。消防音楽隊隊長(兼楽長)の河井です。

(2011年最初の更新なので)今年もよろしくお願い申し上げますm(__)m

 

今回は、6年振りの公式演奏「平成23年 消防出初式」の様子を

ご報告致します。

 

大阪は2011年の年明けから、毎日異常乾燥注意報が発令されているような

状態で、出初式当日の1月9日も、最低気温3℃、最高気温10℃のまずまず

の予報。

 

朝7時に消防本部に集合し、バスで会場に向かいます。

私は6時過ぎに出勤して、ゆっくりと準備しておりました。

予定どおりに、全員集合。

10分程の移動で出初式会場へ到着し、皆は演奏の用意、

私は現場の確認と司会者さん、音響さんにご挨拶と、それぞれの役割に徹します。

特に改めて指図などは一切不要です。(さすが、長年一緒にやってきた仲間です。素晴らしい!!)

この時点では、(当然、寒いのですが)風は無く、

このあと陽射しさえ出てくれれば、なんとかなりそうな天気でした。

 

8時過ぎに、詳細の説明を終え、8時半からハショリながら、ちょこっとリハーサル。しかし、やはり寒くて、充分に「息」が使えきれず、

自分たちでも、分かっているのですが、曲のテンポが抑えきれません。

(は、速い! ウルトラ速い(>_<))

 

この時は、

「やっぱり、俺たちはアカンなぁ。」

「俺ら、ヘボいわぁ。」

「ブランクは大きいなぁ。」

と、隊員達もそれぞれ思っていたと言います。

音楽隊テントの中は、諦めムードの重い空気が支配的でした。

もう既に、本番まで20分少々です。再集合時間を伝えて、一旦解散。

 

開始、5分前。少し風が出て来ました。

期待していた陽射しはなく、薄黒い雲に覆われ、

さっきよりも寒くなってしまっています。

「いよいよ本番です。演奏する事よりも、お客さんに、どう聴こえているのかを考えて、今、我々の出来る事を精一杯しましょう。」

とだけ話し、いざ本番。

大阪市消防局のヘリが飛来すれば、開式のファンファーレです。

  

寒空の河川敷にファンファーレが鳴り響きます。

荒削りな部分は否めませんが、(ウチにすれば)悪くは無いです。

観覧席中央の視閲台前に隊列のまま移動し、市長や壇上の方々に敬礼です。

参加人員と参加車両の入場に行進曲を演奏します。

皆、出来るだけ丁寧に演奏しています。

 

ここまでは、目立って聴き辛い箇所もなく、

国旗掲揚、黙祷、観閲など、式典特有の演奏も、問題なく演奏出来ています。

 

そして、今回の最大の山場、整列した参加者は全員退場して、

会場内には音楽隊だけ。消防士の映画「バック・ドラフト」の演奏です。

2曲目「川の流れのように」も難なく演奏し、ホッと脱力です。

(演奏直後のテント内の様子です。何人かは、ちょっとアホになってるかも。)

演奏後、恒例の一斉放水。

あとは、ご挨拶が続き、最後、国旗降納で無事終了!

「これにて、平成23年消防出初式を終了いたします。」のMCを聞いて、

音楽隊員の皆で一斉に、「お疲れさまでした!!」

今までは、間髪いれずに即撤収−!!でしたが、今回だけは、全員で記念写真撮影です。

撮影後、「はい、速攻で撤収―!!」と片付けていると、

多くの人たちが、わざわざ音楽隊テントまで、

労いとお褒めの言葉をかけに来て下さい、恐縮してしまいました。

(予想外の展開で、これには、正直びっくりしました。)

 

消防本部に戻ってから、

「リハは最悪でした。練習も含めて本番が一番良かった。」

「吹いてて、初めて自分たちの演奏がカッコ良いと感じた。」

「俺ら、イケてましたよね。」

なんて、隊員から聞いた事も、予想外の展開でした。

 

今回、6年振りに公式演奏出来たのは、

本当に沢山の方々が、「是非音楽隊の演奏を」と要望し続けて頂いた結果、実現しました。

ありがとうございました。心からお礼申し上げます。

 

まだ、今後の事は何も決まっていませんが、引き続き諦める事なくガンバリマス(^^)!

 
 
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