みなさん、こんにちは。消防音楽隊隊長(兼楽長)の河井です。
(2011年最初の更新なので)今年もよろしくお願い申し上げますm(__)m
今回は、6年振りの公式演奏「平成23年 消防出初式」の様子を
ご報告致します。
大阪は2011年の年明けから、毎日異常乾燥注意報が発令されているような
状態で、出初式当日の1月9日も、最低気温3℃、最高気温10℃のまずまず
の予報。
朝7時に消防本部に集合し、バスで会場に向かいます。
私は6時過ぎに出勤して、ゆっくりと準備しておりました。
予定どおりに、全員集合。
10分程の移動で出初式会場へ到着し、皆は演奏の用意、
私は現場の確認と司会者さん、音響さんにご挨拶と、それぞれの役割に徹します。
特に改めて指図などは一切不要です。(さすが、長年一緒にやってきた仲間です。素晴らしい!!)
この時点では、(当然、寒いのですが)風は無く、
このあと陽射しさえ出てくれれば、なんとかなりそうな天気でした。
8時過ぎに、詳細の説明を終え、8時半からハショリながら、ちょこっとリハーサル。しかし、やはり寒くて、充分に「息」が使えきれず、
自分たちでも、分かっているのですが、曲のテンポが抑えきれません。
(は、速い! ウルトラ速い(>_<))
この時は、
「やっぱり、俺たちはアカンなぁ。」
「俺ら、ヘボいわぁ。」
「ブランクは大きいなぁ。」
と、隊員達もそれぞれ思っていたと言います。
音楽隊テントの中は、諦めムードの重い空気が支配的でした。
もう既に、本番まで20分少々です。再集合時間を伝えて、一旦解散。
開始、5分前。少し風が出て来ました。
期待していた陽射しはなく、薄黒い雲に覆われ、
さっきよりも寒くなってしまっています。
「いよいよ本番です。演奏する事よりも、お客さんに、どう聴こえているのかを考えて、今、我々の出来る事を精一杯しましょう。」
とだけ話し、いざ本番。
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