ガンバレ、消防音楽隊! 第138話
先月お話したとおり、
「大阪の消防大賞発表会」に伴う
府下消防音楽隊の合同演奏は、フルート君とホルン君の
二人を送る事になりました。
フルート君は、
朝練、昼練、居残り特訓と、
ちょっと頑張りすぎとちゃうん?ってぐらい、
練習に励んでおります。
初めての合同練習の前日は、
仕事を休んで、
練習室にこもりっきり。
これって、熱心なのか、
心配性なのか…。
いずれにしろ、相当追い詰められている様子です。
(単に、自信ないだけちゃうか〜とも、言われてます。)
ホルン君も、練習していますが、
彼の場合は、
問題なく演奏出来るであろうと、
まわりは、全く心配していません。
先日、合同練習がありました。
どうだったかな?と尋ねると、
フルート君は、
「以前に出演した時のメンバーが居て、ホッとした(^_^)v」と、
演奏以外は、まずまずだったご様子です。
(演奏の事を尋ねたんだけどなぁ。)
一方、ホルン君。
どうも、元気がありません。
様子を尋ねると、スランプの様です。
それも、かなり重症(*_*)
マウスピースなんとか症候群とかって話しています。
(なに、それ??)
しまいには、
「楽器、かわろうかなぁ。」
なんて、表情も暗い。
ヤバい感じです。
合同練習は、あと二回あるようなのですが、
変に余裕のフルート君。
昼練も、さぼり気味になっています。
「余裕ちゃうねんけど、なんとなく(^◇^)ゞ」
それって、後から後悔するパターンと思うのですが、
そのパターンに、ドップリ、首まで浸かっています。
ホルン君は相当悩んでて、
「今から、クラリネット、練習してみようかなぁ。」と。
(「打楽器にする?」、
「鍵盤楽器ならなんとか…」
「ほんまは、仮病ちゃうん?」
「……(-_-;)」
アカン、冗談も通じません。)
意外に事態は深刻です。
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